尺骨神経障害・肘部菅症候群とは?
「尺骨神経障害」とは、「肘部菅症候群」など微妙に色々な呼ばれ方があるみたいですが、手のひらから肘にかけて、長期的に続く痺れや麻痺・気だるい感じがする・力が入らないなど、腕の筋肉の神経に感覚障害が起きてしまう症状を表します。
要するに、腕がだるい状態ってことかな?
何がきっかけでそうなっちゃうの?
この症状が起きてしまうきっかけは色々とあるそうですが、腕をよく使う仕事(漫画家・建設関係・デスクワークで一日PCを触る仕事など)をされている方に多く見られるようです。
私は普段からデスクワークで肘をつく癖があったのと、趣味で続けていたボクシングが原因だということでした。ある日突然、左腕の肘から上の部分に痺れがあることに気づきました。「しばらくすれば治るだろう」と放置していたのですが、何日経っても治りません。
えええ!痺れが治らないって怖いよね・・・!
一週間ほどで危機感を覚え自分で調べたところ「肘部菅症候群」という症状に似ている!と感じ、とりあえず整形外科へ行きました。
案の定「肘部菅症候群」で、「まずはビタミン剤を飲みつつ安静にしてください」と言われました。最悪の場合は手術となるそうです。
正直「ビタミン剤で治るの?」と不安が残りましたが、一旦は様子を見ることに。
鍼治療での治療との出会い
結局治らなかったんでしょ?
お察しの通り、1ヶ月経っても痺れたままでした。
もちろん安静にしていたし、薬も飲み、マッサージやテーピングなど自分にできることは全てやっていました。
整形外科でもらったビタミン剤も切れ、これは手術の流れなのか?と焦りながらさらに調べて見たところ・・・ネットで気になる情報を入手。
それが鍼治療だったんだね!
私はこれまで鍼灸院に行ったことがなく、治療方法としても全く考えていませんでした。しかし腕の神経に直接アプローチできる鍼治療はかなり有効なのではないか!と感じました。
この記事は鍼灸院の紹介を行うことが目的ではないので名前は伏せますが、銀座にある腕の良さそうな先生のところを見つけ、行ってみることに。
先生曰く、数回通っていただければ必ず治ります。しかも、一度治った方が再発することもほとんどないとのこと。平均3〜5回程度のの治療で治るとのことでした。
初めての鍼治療は痛くはないものの不思議な感覚でしたが、やはり神経に直接に効いている感じがしました。
残念ながらすぐには効果は感じられませんでしたが、先生によると「通常翌日くらいからなんとなく効果がわかってきます」とのこと。本当に翌日くらいから痺れが薄くなったのを感じました。
そのあと私は3回通ったので、合計4回の治療となりました。
鍼灸院を選ぶ時は注意を!
痺れの治りは順調でした。同じような症状のある方でまだ鍼治療を試していない方には、ぜひオススメしたいです。もしすでに鍼治療を試したことがある方で、「全然効果なかったんだけど・・・」と言いたい方がおりましたら、おそらくその先生が下手なんじゃないかと思います。
鍼治療は料金ではなく先生の腕が全てです。
その後、腰痛のため機会があって全く別の鍼灸院に行ったのですが、そこの治療では全く治りませんでした。費用は2,000円ほど高かったのに・・・。
鍼は自費治療のため高くつきますが、最終的に何ヶ月も治らない場合手術となりますので、手術よりは時間もコストも抑えられるかと思います。
翌年の医療費控除が受けれる額となるかもしれないので、必ず領収書はもらってくださいね♪
それでは、また次の記事でお会いしましょう!