今回は、メニエール病にかかってしまった筆者が、思い切って転職をした時の話をしていきます。
メニエール病になった原因は?
メニエール病の原因は未だ不明って聞いたけど・・・?
その通りです。病院に行ってもメニエール病の原因は「ストレス」や「新しい環境に入った時になりやすい」など曖昧な回答しかもらえず、結局原因は不明だそう。
しかし筆者の場合、もし本当にストレスが原因だとしたら、そのストレスを与えているのは「職場」だと確信を持っていました。具体的には、当時電話で営業を行う系の仕事だったのですが、毎日ひたすら電話をかけ続ける業務内容が自分の体に合わなかったり、残業をするのが当たり前という雰囲気についていけなかったりといったことです。実際、メニエール病ではないにしても、「自分も難聴なんだよね・・・」と言っていた同僚もいました。
コールセンターや新規獲得営業など、電話を多く使う仕事だと難聴になりやすいのかもしれません。
退職を決意した理由
退職を決意するまでに時間はかかりませんでした。上記で説明した通り、当時の仕事は自分の体に合っていない仕事だという自覚があり、元々「長くは続かないだろう」と考えていたためです。
メニエール病は元々考えていた退職が早まっただけという考えで、ポジティブに退職を決意することができました。この仕事は給与も悪くなく、ベンチャー企業で自分には背伸びした仕事で合ったため、無理をしたツケが回ってきたということです。
退職をすればメニエール病が治るという確信はありませんでしたが、続けるよりはマシだと考えました。また、少し体を休める期間をとり、旅行にでも出かけようと気楽に考えていました。
退職後、すぐに転職活動ができた理由
退職後、実はメニエール病の症状は残っていたのですが、すぐに転職活動を始めました。理由は日常生活に支障が出るほどの症状ではなくなっていたため、また転職活動をしないと逆に不安になってしまいそうだと感じたためです。
お金に余裕があった訳でもないため、仕事がない状況は自分を不安にさせてしまうと考え、退職後はいくつかの企業へエントリーをしました。
幸い、最初に応募をした企業で内定がもらえたため転職活動は2週間弱で終了。
今回自分にストレスのかかる仕事とそうでない仕事をイメージできていたため、自分にとっては比較的負担の少ないオフィスワークの仕事を選びました。業種(職種)はマーケティング、雇用形態は正社員です。残念ながら、お給料は前職より下がりました。
メニエール病のことは転職先へ言ったのか
メニエール病にかかったことを隠した訳ではないですが、自ら進んで打ち明けもしませんでした。こういった個人的なことについてはすでに症状が改善されているなら、聞かれない限りわざわざ言う必要もないです。
私の場合、転職先が決まるとすぐに旅行に出かけました。一人で自然溢れる場所へ行き、ゆっくりと癒されることで症状はさらに改善。目眩が来ることはほとんどなくなっていました。
転職後、メニエールの症状はどうなったか
結論、転職後にメニエール病の症状がきたことは一度もありません。
自分でも驚いていますが、「完治した」と言っても間違いではないと思います。
完治することはない病気って聞いたけど、完治したんだ!!
メニエール病にかかり回転性のめまいに襲われ続けた時は本当に絶望的でしたが、すっかり良くなりました。メニエールになってからここまでの期間は約半年です。「メニエールは環境を変えたら大幅に改善する」という検証結果となりました。
まとめ
メニエール病は、ストレスから来ていることが多いというのはおそらく事実です。メニエールで悩んでいる方は、まずはストレスの原因を見つけ、自分に合った環境へと思い切って変える挑戦が必要なのです。